NOSTALGIC EXPRESS (3'44")
                           − 70年代アメリカンロック調 −
 
  
 
 制作期間 … 2006年1月10日〜3月7日

デュークさんのサイト「小さな鉄道百景より、画像を転載させていただきました!
↓ 僕のイメージの中で走っている列車は、まさにこんな感じでした… ↓
  

<創作〜作曲の動機>
 ある日、テレビの特集番組でふと耳にしたTHE DOOBIE BROTHERS初期のヒット曲「LONG TRAIN RUNNIN'」にインスパイアされ書き始めました。後半に登場するハーモニカのソロ、こちらは一転、STEVIE WONDERになりきって演奏しました(笑) 出だしのベースのヒッカケ≠ンたいなフレーズはビートルズの「YOUR MOTHER SHOULD KNOW」、エンディングはポールのソロ「EBONY AND IVORY」あたりから影響受けてます♪
 以上のようなモノマネデパート的発想からの作曲でしたが、制作を進めるうち、自分自身が社会人1年目に東京での仕事に挫折、翌年の4月に退社し、逃げるように東海道線の鈍行で(お金なかったんで)関西に帰ってきた時の、あの電車の車窓風景や乗り心地が曲にオーバーラップしてきたのです。
 関西へ帰れるというほろ苦い解放感・東京での日々に対する一抹の寂しさと未練・そしてこれからの人生に対する覚悟と期待と不安、などが交錯していろんなことを考えながら長い間座っていた「あの列車の中」が、不思議に何度も思い出されました。
 やっぱり元ネタ≠ェ「LONG TRAIN RUNNIN'」だけに、あの、長い長い列車の旅がよみがえったのかもしれません。 …というわけでこの曲、実は「Nostalgic 鈍行列車」だったんです(笑)

<制作の日々から学んだこと>
 この曲で1番凝ったのは(まあ、聴いてもらえた方には容易に察しが付くと思いますが)ギターのカッティングです。
自分自身がギターを全く弾けないので、上記の「LONG TRAIN RUNNIN’」をひたすら参考にしつつ打ち込んでいったのですが、やはり巷でよく言われるように、ギターをMIDI打ち込みで表現するのは難しいと思いました。
 最終的になんとか自分の耳で違和感なく鳴るようになった1番のポイントはなんのことはない、サスティンペダルを上手に使うことでした。たぶん瞬間的なデータ量は膨大なものになってしまってるんでしょうが…。
 というわけで、今回はMIDIデータも併せて添付してます。シーケンスソフトなんか通して、データを目で見るとムダが多いのがバレバレかも?!(笑)
 何かアドバイスなどあればよろしくお願いします〜(^^ゞ

 
…ギターは中学生の頃から「弾けたらいいだろうな〜」とよく思うことがあったのに、結局なんとなく今に至ってしまってます。ピアノやシンセサイザーに出会ってしまったせいなんだろなとは思うのですが…。
 そのくせDTMで作曲始めた時からずっと、自分のサウンドにギター(特にカッコ良いカッティングのフレーズ)を入れたくて入れたくて仕方ない、そんな一貫した願望がありました。たぶん、どこかでギタリストに憧れる気持ちがまだあるんだと思います。。。。。ふうー。


  

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