悩みました、2つの「キーボード」の置き場所!
2つのキーボードの置き場所、つまり「楽器」と「パソコンの入力装置」の2つを、どう配置しようかなという話題でして。案外迷った時期が長かったもんで、ちょっと話題にしてみました。
ま〜こんなのは基本的に好みの問題だとは思いますが、僕自身は写真のような配置(向谷実さんの自宅スタジオ見て、参考にしました)にした方が、何かと作業がラクでした。
これはたぶん僕が、鍵盤で打ち込む(演奏する)ことの方が、曲をまとめるためあれこれ考えるよりラクに感じる人間だからだと思います。曲をまとめる作業はまだまだ苦手意識がありますからね〜。(比較的ラクだと思える方なら、少々奥へ行っても大して苦にならないということなのかな、と解釈してますが)
さて、DTM始めた当初はバンド活動時にステージで使っていた2段構えのキーボードスタンドを使ってシステム組んだりしていたのですが、演奏ではなく「曲を作る」という作業になってくると、
紙とエンピツ
が楽器と同じぐらい、場合によってはそれ以上に重要な道具だということを、すぐに思い知らされました。
そこで僕の場合、やっぱり作曲のためのDTMは机、それもできるだけ広い机がベストだ!ということに落ち着いていった(このあたり、パソコンのメモリー容量と発想は同じですよね)のですが、コラムその1でもお話ししたとおり、我が家は貧しい(笑)。広い机を入れる場所も金銭的余裕もないわけでして。
そこであれこれ考えたり試してみたりしたあげく、
「2つのキーボードをタテに重ねる」
というアイデアをひねり出したことで、一気に問題が解決に向かいました。
上の写真ではちょっとわかりにくいでしょうか、DTM鍵盤であるROLANDのPC-180(49鍵)、実はじかに机に置いてるのでなく、両端に豆腐パックぐらいの大きさの木切れ(左の写真参照 これが2つ)をあてがっています。
いや〜〜、これは我ながらなかなかのNiceアイデアだったと思っています。これをPC-180の両端にあてがうことで下はトンネル状態になりますから、パソコンのキーボードを写真の位置に据えて使いながらどんどんアレンジと作り込みの作業を進めていても、ふと何かヒラメいたり思いついたりしたら、パソコンのキーボードを奥に押し込むだけで手元に、書き物をするための作業空間が生まれます。
あとは、脇に常備しておいた(←この「常備」が大事なのですが)エンピツとメモ用紙にサッとその思いつきを走り書きします。
ちなみに、この机を普通の書き物に使う時は(1)PC-180のコードをはずして壁に立てかけ、コードはそれぞれ巻いて机上の隅にまとめ、(2)次にMacintoshのキーボードとマウスを机の下段の棚へ、(3)そして最後に木ぎれを足下の奥へ押し込む …以上の3挙動でOKなんで、カンタン♪ …とは言うものの、サスティンペダルとマウスの取り回しだけは毎回めんどくさく感じるんですけどね(-_-;)